2005.2.24
イラン
海外人道支援
イラン南東部で2月22日未明に発生したマグニチュード6.4の地震を受け、ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)は同日、イラン駐在スタッフを現地に派遣、緊急物資援助としてミネラルウォーター6,300リットルの配給を赤新月社と共同で行っています。
地震が発生したのは、ケルマン州ザランド周辺。同州のバム市では約1年2ヶ月前の大地震により、多くの死傷者が出ました。PWJは即刻緊急支援を開始し、現在は復興支援を行っています。
(C)Peace Winds Japan
今回のザランド周辺での地震発生を受け、PWJはバム市から北西270キロほどのザランドにローカルスタッフを急遽派遣。ザランド周辺の被災地は、2003年末の地震により大規模な被害を受けたバム市同様、伝統的工法で日干し煉瓦を積み上げただけの構造の家が多く、壊滅的な被害を受け、多数の死傷者が出ていると報告を受けました。PWJではこの被害報告を受け、緊急支援として6,300リットル(4,200本)のミネラルウォーターの調達を決定。赤新月社と共同でダフーイ(Dahooie)地区にてミネラルォーターの配給を開始しています。