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スマトラ島沖地震 緊急支援 アチェ州西海岸ムラボーに支援物資空輸

スマトラ島沖地震で、インドネシア・スマトラ島北部のナング ル・アチェ・ダルサラム州(旧アチェ特別州、以下アチェ州と 表記)での緊急支援のためにインドネシア入りしているピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、地震と津波によって壊滅的な被害が出ていながら、救援の手がほとんど入っていないアチェ州西海岸の都市、ムラボーへの支援を開始しました。チャータ ー機やインドネシア政府・軍のヘリコプターなどに、医薬品や食糧などとともにスタッフが乗り込み、支援物資を届け始めています。

バンダアチェからメダンに逃れてきた被災者たちインドネシア政府関係者と支援について協議するPWJスタッフ

写真左:バンダアチェからメダンに逃れてきた被災者たち
写真右:インドネシア政府関係者と支援について協議するPWJスタッフ
(C)Peace Winds Japan

震源に近く、津波が直撃したアチェ州の西海岸は、町の大半が破壊されてしまった状態。空港も被害を受け、他地域と結ぶ陸路も途絶え、津波被害のため海からのアクセスも困難になって いました。PWJでは、ムラボー近郊の空港が一部再開したことやムラボーへのヘリによるアクセスが可能になったことを受け、1月1日から順次、スタッフを派遣。2日午後までに、3グルー プが650キロ以上の医薬品と食糧品を持って、救援拠点となっている北スマトラ州の州都メダンを飛び立ち、ムラボー入りしています。

PWJスタッフとともにムラボーに入った現地のコーディネーターが収集した情報によると、人口約4万人のムラボーでは、地震と津波により約3万人が死亡した模様で、「町には何も残っ ていない」とのことです。

一方、メダンには、アチェ州の州都バンダアチェなどから避難してくる人が増え始めています。被災し、困窮している状態の避難民に対し、PWJは腰巻布(サロン)の配布を実施すること を検討しています。

PWJは現在、日本からの支援チーム7人とPWJインドネシア事務所のインドネシア人スタッフ、現地のコーディネーターらによって、現地の支援活動を展開しています。

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