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ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2020.11.24

【インドネシア】スラウェシ地震から2年後の現在

インドネシア 海外人道支援

2018年9月28日に発生したインドネシア・スラウェシ地震から2年が経過しました。この地震は、津波・地滑りに加えて大規模な液状化現象を引き起こし、地域住民に甚大な被害をもたらしました。

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は震災直後から現場に入り、現地提携団体ACT(https://www.act.id/en)と協働で物資配付などの緊急支援から仮設住宅建設、その後の給水施設・トイレ建設および農地復旧支援に至るまで継続した支援活動を実施し、合計1,895世帯6,594名に支援を届けてきました。

 

2019年7月から2020年8月末にかけて実施した農地復旧支援では、灌漑井戸の建設・農地の整地・作物の種の配布を行い、支援先の農家では現在、トウモロコシ・トマト・ゴーヤ・トウガラシといった作物の収穫が始まっています。本支援により、地元住民は震災後初めて、農業で収入を得ることが可能となりました。

 

震災後の復興は、地元住民がいかに元の生活を取り戻し自分たちの力で復興していけるかが大きなカギとなります。液状化現象・津波により荒れ果てた農地では、地元住民の自助努力だけでは農業を再開することが難しく、日雇い労働に従事せざるをえなかった地元住民たちが、こうした支援をきっかけに農業を再開できたことは、復興に向けての大きなワンステップとなりました。

 

シギ県マラナタ村のメリオンさんは、現状について次のように話してくれました。
「震災後は、農業を再開したくても、整地や種を購入する経済的余裕がなく、建設作業の日雇い労働などで家族を支えてきました。今回、井戸建設や整地に加え、種の支援を頂けたことで、農業を再開することができました」

 

現地から収穫の様子が届きましたので、ご紹介いたします。

 


PWJ提携団体スタッフ(左)
シギ県マラナタ村のメリオンさん(右)
「立派なロングビーンを収穫!」

 


同村のコロイさん(左)とネトファリさん(右)
「ルファというヘチマ科の野菜と一緒に」

 


シドンド村のサンティさん
「自慢のチリを収穫中」

 


PWJ提携団体スタッフ(左)・クワンタンさん(右)
「トウモロコシも沢山実りました」

 

ピースウィンズ・ジャパンは2020年10月19日から、引き続き緊急性の高い地域においてACTと共に農業再開支援を、新しい現地提携団体INANTAを迎えて災害リスクが非常に高いとされる地域において、新しく防災・減災能力向上支援事業を開始しました。

 

現在インドネシアは、東南アジア諸国の中でもとりわけ新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、活動においては細心の注意を払い、感染対策を心がけ、被災者およびスタッフの健康を第一に事業を進めてまいります。

 

この事業は、皆様からのご寄付のほか、ジャパンプラットフォーム(https://www.japanplatform.org/) からの助成金で実施しています。

今後とも、温かなご支援をよろしくお願いいたします。

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