ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

地域復興・教育

Reconstruction

2015.7.17

【広島】観光で過疎地に人のにぎわいを~神石高原ティアガルテンがオープン~

広島(神石高原) 地域復興・教育

広島県神石高原町に今月、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が創設にかかわった体験型の観光パーク「神石高原ティアガルテン」がオープンしました。ティーア(Tier)はドイツ語で動物、ガルテン(Garten)は庭や公園の意味。「命をいつくしむ」を合言葉に、動物とのふれあい、野菜の栽培など、さまざまな体験を通じて命の大切さや自然の恵みを感じてもらうことがテーマです。
パークの運営主体は、地元の有志のみなさんが設立した株式会社神石高原ティアガルテン。もともと公園だった町有地に、公共事業に民間の資金やノウハウを活用するPFI(Private Finance Initiative)という手法で新たな施設を作り、リニューアルしました。7月4日の式典には約120人が出席し、自然素材ケナフでできた色とりどりの風船を飛ばして開園を祝いました。乳牛や犬たちのパレードも行われ、新鮮な牛乳でできたソフトクリームとともに、子供たちの人気を集めました。
ティアガルテンティアガルテン
ティアガルテンの計画は、「衰退が進む地域に観光を通じてにぎわいを取り戻したい」という地元の方々の思いから出発し、約2年をかけて準備を進めてきました。PWJはティアガルテン社などに計4000万円(うち2000万円は株式会社ローソンからの指定寄付)を出資するとともに、マーケティング、デザイン、金融、ITなどさまざまな分野の専門家を派遣し、計画の具体化を支援してきました。
ティアガルテンには、牛やヤギとふれあえる牧場、ソフトクリームショップのほか、松林の中で子供が走り回って遊べるツリーデッキやハンモック、珍しい薬草を集めたガーデンなどがあります。PWJが「ピースワンコ・ジャパン」事業で運営するドッグランと犬の保護施設もその一角にあり、保護犬のお世話などの体験プログラムを提供します。今後、水遊びができる池や特産品の販売所などがつくられるほか、「みんなでつくる」というコンセプトのもと、来園者がワークショップ形式で園内のベンチなどを制作するイベントも開かれる予定です。
ティアガルテンティアガルテン
ティアガルテンティアガルテン
ティアガルテンティアガルテン
このプロジェクトは、PWJが地元企業を側面的に支援する形で進める新しい形の取り組みです。過疎地の再生につながるよう、今後もパークの運営を積極的に支援します。
 

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