ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

災害緊急支援/地域復興・教育

Readyservice/Reconstruction

2014.12.25

【広島土砂災害】多彩なイベントを通じ住民の交流を促進

広島(神石高原) 災害緊急支援/地域復興・教育

餅つき04  8月20日の土砂災害に対応して行方不明者の捜索活動や避難所への物資配布などを行ってきたピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、イベントを通じて被災地の住民の交流を促し、地域の結びつきを強めるための事業に11月中旬から取り組んでいます。被害が大きかった広島市安佐南区で、地元の任意団体「広島土砂災害コミュニティサポート(コミサポ)」と協力し、高齢者を主な対象としたさまざまな交流イベントを2015年3月まで企画・運営します。
安佐南区の梅林・八木地域は、もともと高齢者世帯が多いことに加え、土砂災害後は避難のため地域を離れた人も多く、自治会等の活動の継続が難しくなった地区もあります。残った住民からは、地域社会の弱体化により、さらなる災害への対応に不安を抱えているという声も聞かれます。そこでPWJは、コミサポと協同で、お茶会、炊き出し、防災勉強会などの交流イベントを開いて住民同士の交流や憩いの場を作ることにしました。
11月25日にコミサポの事務所で開いた「ホットケーキと紅茶でほっとしよう!」には、周辺の住民15名が参加。一緒に作ったホットケーキと紅茶のほか、持ち寄った漬物やミカンも食べながら会話を楽しみました。参加者からは、「来てよかった。近所に住んでいても普段は交流が少ない」「年寄りは毎日が日曜日で話す機会がほとんどないが、こういう場があってよかった」などの声が上がり、被災地での交流イベントの必要性をあらためて実感しました。
ホットケーキ01 ホットケーキ02
写真左:ホットケーキを食べ会話を楽しむ参加者
写真右:土砂災害以降の悩み事などを話す参加者(右)と相談に乗るコミサポスタッフ(左)
また、12月14日のもちつき大会には、雪まじりの天候の中、小学生から年配の方まで約110名が参加しました。今年は地元の老人会の恒例行事であるもちつきが土砂災害を受けて自粛されたこともあり、楽しみにしていた近隣の住民が朝早くから会場に集まって、おしるこや、もち米を蒸すための準備をしました。もちつきが始まると、うすの周りを参加者が囲み、きねを持つ人の動きに合わせて「よいしょ!」「がんばれ!」「まだまだ!」と声をかけました。参加者が複数の町内会・老人会にまたがったため、初対面の人も多かったようですが、一緒に準備をしたり、もちをついたり丸めたりといった作業をすることですぐに打ち解け、貴重な交流の機会になりました。
餅つき03 餅つき02
写真左:餅つきを介して世代を超えた交流が行われた、同右:多くの参加者で賑わった餅つき大会
土砂災害による被災地域の住民のつながりが強化されることで、少しでも早く災害に対する不安が解消され、地域社会が元気になるよう、PWJはコミサポとともに年明け以降も様々な交流イベントを開く予定です。
※本事業は、皆さまからのご寄付のほか、ジャパン・プラットフォームからの助成金により実施しています。
 
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