ハイチ支援コンサートの収益金がPWJハイチ支援活動へ寄付されました

2010年5月に全国10カ所で行なわれた「ハイチ地震復興支援コンサート」を企画・主催した、広島県福山市のNPO法人e&g研究所「ハイチ文化交流の会」が、コンサートの収益金と会場で集められた寄付金あわせて25万円を、PWJのハイチ支援活動へ寄付してくださいました。

「ハイチ文化交流の会」代表の手島裕さんは、今回の地震が起きる以前の1997年から、ハイチの素晴らしい音楽とミュージシャンの心を日本に伝えようと活動されてきました。今年1月、PWJスタッフが地震発生後に現地へ入る際には、元駐日ハイチ大使であるマルセル・デュレ氏を紹介してくださるなどご協力をいただきました。また今回の全国ツアーでは、尾道会場（5/16）と東京会場（5/23）でPWJスタッフもハイチの支援活動の様子を紹介するなどお手伝いさせていただきました。

手島裕さん（左）から寄付金を受け取るPWJ向井
(C)Peace Winds Japan

今回いただいた寄付金は、すべてハイチ支援事業に役立てられます。
なお6月末現在、現地ではガレキ撤去工具の配布は終盤を迎え、学校再開支援事業が着々と進んでいます。教師向けに社会心理ケアの研修を行なったり、崩壊した校舎のガレキ撤去が完了したスペースに仮設テントを設置し、教師用の机や生徒用ベンチを手配するなど、1日も早い授業再開に向けて、スタッフ一同、力を注いでいます。
（報告：向井真珠）