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私たちの活動

表参道ジャック2008にPWJも参加しました!

難民について考えるイベント「表参道ジャック2008」が11月26日、東京・表参道周辺と、京都・三条通り周辺で開催され、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)も東京・表参道会場に参加しました。当日は、パレードやトークショー、難民出身国の料理を体験する「難民レストラン」など、さまざまな催しが行われました。

イベントは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所、PWJも参加しているUNHCR‐NGOs評議会(J-FUN)、UNHCRに協力している学生たちでつくるUNHCRユースの主催。
終日、行われたスタンプラリーでは、周辺の店舗(イー・スピリット、オーバル・カフェ、オリエンタルバザー、カワイ楽器、クレヨンハウス、クロックス、ゾフ、ナチュラルハウス、ポール・スチュアート、ユニクロ・ユーティ−など)にNGOやNPOの紹介をするコーナーが設けられ、参加者がスタンプを集めながら難民支援にかかわる団体について知りました。PWJのコーナーは、オーバル・ビル1階の”オーバル・カフェ”に設けられ、UNHCRユースのボランティアがクイズなどを交えてPWJの活動をPRしました。

ユースのボランティアによるPWJのPRコーナー

ユースのボランティアによるPWJのPRコーナー
(C)PWJ/Eriko SAKAMAKI

お昼過ぎから始まったパレードでは、参加者全員が「難民ってカッコイイ。」というメッセージ入ったおそろいの真っ青なウィンドブレーカーを着て、大きく印刷した難民の写真やメッセージパネルを掲げながら、UNHCR駐日事務所のある国連大学ビル前から日本看護協会までの1キロあまりを練り歩きました。パレードには日本にいる難民たちも参加。青色の集団と大きなパネルは道行く人たちの注目を集めました。出発点の国連大学ビル前には、移動型スクリーンも設置されました。
パレード終点の日本看護協会ではトークショーが行われました。難民や難民支援にかかわる人たち、難民を取材したジャーナリストたちが話をする第一部では、なぜ今回のテーマが「難民ってカッコイイ。」なのか、などについて意見を交わしました。

難民について考えたトークショー

難民について考えたトークショー
(C)PWJ/Megumi YAMAMOTO

続く第二部では、UNHCRユースが、難民支援をしているNGOを紹介。PWJについては、ユースの山本さんが「ユースから見たピースウィンズのカッコイイところ」を紹介してくれました。PWJからは最近までアフガニスタンに赴任していたスタッフの山元めぐみがビデオレターの中で、事業におけるやりがいについて話しました。
難民レストランは、渋谷にあるABCクッキングスタジオで開かれ、ミャンマー(ビルマ)のカチン族の女性3人を先生に、チャターヒン(骨付きチキンの煮込み)、バズンヒン(海老のトマト煮込み)、サムサ(揚げ春巻き)の3品を作りました。

料理を体験する難民レストランの参加者料理を体験する難民レストランの参加者

料理を体験する難民レストランの参加者
(C)PWJ/Eriko SAKAMAKI

参加者は、外国の料理に興味を持つ人や、ホームページなどでこのイベントを知った方や難民支援に興味があり人づてに聞いてきた人など、いろいろでしたが、協力して料理を作りながら会話し、現地の話を聞く雰囲気はとてもアットホームで和やかでした。できあがった料理はどれもおいしくて、食を通して違う文化を知ることのできたひと時でした。

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出来上がったお料理3品
(C)PWJ/Eriko SAKAMAKI

今年で2回目のこのイベントは、普段何気なく生活しているとつい「大変なこと、かかわりづらいこと」とみなされてしまいがちな難民支援についてもっと身近に感じてもらうことが大きな目的でした。それに加えて、難民に対して「かわいそう」というイメージを持ってしまいがちな人たちに「かわいそうなだけではないんだよ。そのひたむきな姿は人としてとてもカッコイイのだよ。」というメッセージを伝える場となりました。

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