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【広島】山波小学校6年生が募金やブックキフなどで国際支援

尾道市立山波小学校(実井節子校長)の6年生のグループが9日、近くのコンビニエンスストアの店頭などで募金をして集めた13,713円を「国際支援に役立てて」とピースウィンズ・ジャパン(PWJ)に寄付しました。他のグループも古本集めや文房具集めなどの多彩な国際協力活動に取り組み、このうち古本は換金してPWJに寄付され、文房具はPWJスタッフの手でスーダンに届けられる予定です。

寄付金が入った募金箱を受け取るPWJ國田

寄付金が入った募金箱を受け取るPWJ國田

6年生は2学期の総合的な学習で「ともに生きる」をテーマに、アジアを中心とした開発途上国の現状や国際協力について学んできました。そして、何か自分たちにもできることをしようと、5つのグループに分かれて自主プロジェクトを企画。各グループでテーマと方法を話し合い、12月から年明けにかけて活動しました。PWJは2学期の締めくくりとなる12月17日の授業で、現場でのNGOの支援活動や水の大切さなどを伝え、それが縁で寄付先として選ばれました。
募金グループは、校内で同学年の友達にお小遣いの寄付を求めたほか、ダンボールで自作した募金箱を持ち、店頭に並んで寄付を呼びかけました。「最初は声を出すのが恥ずかしかったけど、大人の人に『がんばってね』と声をかけられてうれしかった」などの感想が聞かれました。

12月17日の授業風景コンビニ前で募金活動をする子どもたち

写真左:12月17日の授業風景
写真右:コンビニ前で募金活動をする子どもたち

古本集めのグループは、全校児童にお願い文を配り、学校便りでも協力を呼びかけました。また、地域の人にも参加してもらおうと、郵便局や保育園にポスターを張り、回収箱を置いてもらいました。郵便局のポスターを見て、トラックの荷台いっぱいに古本を積んできてくれた人もいたそうで、子どもたちにとっても地域とのつながりを実感する貴重な機会になったようです。本はダンボール30箱分にもなり、ブックオフでの買取金がそのまま寄付になる「ブックキフ」を通じて、PWJの支援活動に活用されます。

集めた古本を整理する子どもたち文房具を集めたグループ

写真左:集めた古本を整理する子どもたち
写真右:文房具を集めたグループ

文房具集めのグループも全校児童に呼びかけ、新品の文房具を提供してもらいました。集まったのはノート32冊、鉛筆186本、ボールペン24本など。子どもたちが描いた絵とともに、一時帰国中のPWJスーダン駐在スタッフが現地へ運び、配布する予定です。このほかのグループも、地雷をなくすための募金活動や、算数の教材を集めてカンボジアに送る活動に取り組みました。

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