ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

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2019.9.25

【バングラデシュ】ロヒンギャ難民危機発生から2年-母子保健

バングラデシュ 海外人道支援

昨年の11月に引き続き先月8月22日にも、ロヒンギャ難民のミャンマーへの帰還が計画されましたが、国籍の付与や、ミャンマー国内での安全の確保に対する難民の不信感は根強く、今回も帰還は実現されませんでした。

帰還への見通しが不透明な中で、ロヒンギャ難民危機の支援課題などをまとめたJoint Response Plan 2019では、緊急支援からより長期的な開発支援へのつながりを強める必要性が強調され、長引く危機への対応が求められています。

キャンプ周辺地域での母子保健サービス提供の様子

このような状況を受けて、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)も診療や薬の処方だけでなく、啓発活動への注力を始めました。現在、キャンプ内の3か所とキャンプ周辺地域の2か所で、産前・産後検診、家族計画、成長モニタリングといった母子保健サービスの提供とともに、栄養・産前検診・妊娠中の注意点などの啓発活動を行っています。

診療所での産前検診の様子

安全なお産のためには、例えば、定期的に産前検診に通い、赤ちゃんと母体の状態を確認することが重要です。しかし、PWJが活動するロヒンギャ難民キャンプで行った調査では、2018年に、バングラデシュ政府が推奨する4回以上の産前検診を受けたロヒンギャの妊婦は15.1%にとどまっています。また、適切な訓練を受けた分娩介助者の立ち合いのもと、衛生的な環境でお産が行われるべきですが、竹で作られた不衛生な自宅での出産が7割以上を占めているのが現状です。

キャンプ周辺地域での啓発活動の様子

啓発活動を通じて人々の意識を変え、さらに行動を変えるには長い時間がかかります。しかし、産前検診や医療施設での分娩の重要性を啓発していくことには、赤ちゃんとお母さんの命を守り、その家族からお母さんを失わせない、という大きな意味があります。

PWJはこれからも現地のスタッフと協力し、ロヒンギャと地域住民の母子の健康を守る活動を続けていきます。
皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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