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ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2020.2.21

【アフガニスタン】水と衛生の事業で病気の予防を考える

アフガニスタン 海外人道支援

アフガニスタンでは、長年の紛争被害に加えて貧困や経済発展の低迷に伴う様々な問題が深刻の一途をたどっています。2018年初めに発生した深刻な干ばつや2019年春の洪水といった自然災害は、たくさんの国内避難民を生みました。加えて、難民として逃れていた隣国のイランやパキスタンからアフガニスタンに戻ってくる人々もいますが、彼らの多くは、長く祖国を離れていたために、家や生活に必要なものを持っていないことも少なくありません。国連の報告では、国民の約1/4が支援を必要としています。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、この様な人々を受け入れているアフガニスタン南東部のカンダハール県にて、水と衛生に関する支援を行っています。

カンダハール県

カンダハール市近郊の様子1
カンダハール市近郊の様子2

パキスタンと国境を接するカンダハール県は、人口が約115万人で、県都のカンダハール市は首都カブールに次ぐ第2の都市ですが、そのほとんどのエリアが都市化されていません。反政府勢力タリバンの最後の拠点であったこともあり、まだ開発の途上にあります。

市内の多くの人は井戸から水を得ていますが、近年の人口増加で井戸の枯渇が確認され、その影響で水不足になっています。また不衛生な水が原因で体調を崩す人が子どもを含めて多数いることが、この地域の問題の一つとなっています。

貧困に悩む中で、病気を防ぐためには

「家族に食事を与えるのがやっとの状況で、どうやって石鹸や衛生用品を買えばいいのでしょうか?」

こう訴える30代の女性グルシマさんも、子どもが下痢などの水因性の病気によくかかり、悩んでいます。

そこで、PWJは、現地NGOと協力して、自分たちで購入することが難しい家庭に衛生用品を配布し、衛生講習会を村々で実施しています。講習会に先立ち、人々が何を求めているか、また病気の予防など健康についてどれくらいの知識があるのかなどを調査し、衛生的で健康的な生活を送るためのヒントになること、例えば正しい手洗いの仕方や水をきれいに保つ方法などをわかりやすく伝えられる教材を作りました。そして、講習会では、専門の講師が教え方に工夫をこらし、参加者同士の話し合いを通じて理解を深めていくようにしています。

聞き取り調査の様子
講習会の様子
熱心に話を聞く子どもたち

参加者との話し合い

講習参加者の声

講習参加者で看護師のビスミラさん。彼は普段の生活でフルーツを清潔な水で洗わずに食べていたことを打ち明け、

「今回の講習が、地域の医者や看護師の衛生管理にたいする意識の改善・向上にもつながったと思いますし、僕自身、健康や病気の予防に対する考え方を見直すことができました。これからは衛生についてもっと意識をしながら生活しようと思います」と話してくれました。

話をするビスミラさん(左)と現地NGOスタッフ(右)

また、医療薬品の仕入を仕事にしているイスマイールさんは、この地域の人々が、道で物を売ったり、日雇いで農場で働くなど、その日暮らしで生きていることを話し、

「子どもたちや地域の人が病気になっても病院へ連れて行くお金がないので、この様な講習を通して衛生管理の理解を深め、病気を予防できるようになったことは、本当に良かったです。皆さんありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えてくれました。 

PWJのスタッフ(左)とイスマイールさん(中央)

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