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【バングラデシュ】地元NGOと協力し、難民キャンプで移動診療にあたっています(活動映像あり)

2017.11.30

ミャンマーから60万人以上のロヒンギャの人々が逃れてきているバングラデシュ国境付近の難民キャンプで、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、地元の医療系NGOのダッカコミュニティホスピタルトラスト(DCHT)と連携して医療支援を始めました。医師や看護師たちのチームがキャンプ内を巡回し、怪我の治療や栄養失調、体調不良のケアなどにあたっています。キャンプ内の道が狭く、起伏も激しいため、チームは医療機材を担いで歩きながら、連日500人以上の患者を診ています。

難民キャンプでの活動映像をお届けします↓

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「住んでいた村の家が突然焼かれ、逃げる途中に銃で足を撃たれたんです」。11月初旬、難民キャンプに身を寄せていた少女ハリダさん(18)はそう振り返り、涙をこぼしました。この2か月ほど前、ハリダさんは村がミャンマー国軍に襲われたため、母や兄弟姉妹、祖父母ら12人と船に飛び乗り、3日間かけて、ここにたどり着きました。一家は船に乗り込む際に銃撃され、ハリダさんは太もも、母も肩を撃たれた、といいます。ハリダさんは病院で治療を受けたものの、傷はいまだ完治せず、PWJが話を聞かせていただいた時もハリダさんは横たわったままで、太ももはガーゼで覆われていました。

小屋の中で横になるハリダさんと母親難民キャンプ
【写真説明】難民キャンプの小屋の中で横たわるハリダさんと母親/簡易的な小屋が密集する難民キャンプ

ハリダさん一家のように、難民の多くは子どもや女性、お年寄りです。現地では、森林を切り拓いてつくられた難民キャンプに短期間で大勢の人が流入したため、水・衛生面の改善が大きな課題となっており、下痢を訴える人が相次いでいます。密集した家屋にはネズミや蚊の発生によりコレラやマラリアなどの感染症の流行が懸念され、子どもの栄養状態も悪化しています。

今後は避難の長期化に備え、簡易診療所を設置して妊産婦のケアや栄養、衛生面の支援をする方針です。

難民キャンプの子どもたち
【写真説明】難民キャンプの子どもたち家の中から現れ、不安そうなまなざしを向けてきました

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