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【熊本地震】「生きていてよかった」「頑張ろう」を支える支援を~発生から1か月~

2016.5.14

熊本地震発生から1か月が経ちました。熊本県内でピーク時は18万人を超えた避難者数は約1万人まで減りましたが、現在も多くの人が避難生活を余儀なくされています。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が主に支援活動を行っている益城町では、5月9日以降に通勤・通学が本格的に再開し、人々の生活ペースが戻りつつある一方、罹災証明書の発行や仮設住宅の建設がスピーディに進まず、長期化する避難生活、梅雨や気温上昇による熱中症に対する対策が急務になっています。

熊本熊本
暑さ対策に遮光ネットやタープを張ったテント(写真左:益城町総合体育館、同右:再春館ヒルトップ)

「瓦礫を見てきたから、ここで『お茶どうぞ!』と言ってくれるスタッフの笑顔を見ると、花が咲いたように嬉しい」
益城町で被災し、PWJらの緊急支援合同チームが益城町総合体育館芝生広場に設置した災害避難用テントで生活する宮﨑律子さん(64)は、テント設置場所の一角でPWJが運営するカフェを訪れ、そう言います。カフェには午前中にはお年寄りや母親と幼い子らが、夕方には学校帰りの中学生らが集い、憩いの場になっています。テントの入居者の方からノートの差し入れもあり、被災者の方同士の交流も始まっています。

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コーギー、ミニチュアダックスフンド、パピヨンの計3匹を飼っている宮﨑さんは、ペットを連れて避難所の中にいると嫌がられるのではないかと思い、野宿をしたり車中泊をしたりした後、17日にPWJのテントに移動。「近所でペットを飼っていた仲間にも声を掛けて、みんなで一緒に入った。今も近くにいれて嬉しい。地震が発生してから犬たちは下痢をしていたけれど、ここにきてようやく落ち着いて、ゲージの中に入って休むようになった」と振り返ります。

熊本

地震から1カ月を迎える今も、座っていると地震かなと感じることが多いという宮﨑さん。「ほぼ全壊の家を見ると本当に元気が出ない。テントの直しなどやることがあると気が張っていられるけれど、少しでも落ち着くとがっかりする。それでもペットや家族と一緒にここにいれると生きていてよかったと思うし、孫の学校卒業まではこの土地を離れたくない。だから仮設住宅に入れるまでは頑張ろうと思う」とのことでした。PWJは皆さんの「生きていてよかった」「頑張ろう」という思いを応援できるよう、引き続き、支援活動を継続します。

5月13日時点で、益城町総合体育館芝生広場に設置した災害避難用テントには37世帯145人とペット59匹が、株式会社再春館製薬所の広場「再春館ヒルトップ」に設置している同テントには19世帯56人とペット29匹の、計56世帯201人とペット88匹が入居中です。ヒルトップでは9日以降に犬猫の一時預かり所(エアコン付)も設置しました。

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これからの季節はさらにテント内の気温上昇や熱中症などが懸念されるため、PWJは今後、仮設住宅入居までの支援として、ペットと一緒に生活ができるエアコン付のユニットハウスやトレーラーハウスなどの設置を計画中です。PWJは引き続き、現地のニーズを見きわめ、必要な支援を迅速に届けますので、引き続き温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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PWJは、熊本地震の被災者支援活動のため、緊急寄付を募っております。
ご協力をよろしくお願いいたします。

◆ホームページからクレジットカード、楽天銀行を通じてご寄付が可能です。
熊本地震の被災者支援活動は長期化が予想されます。
継続に支援いただける方は、ぜひ「ピースサポーター」にお申込みください。詳細はこちら
また、1回からのご寄付も受け付けております。
活動地の指定で「熊本地震緊急寄付」を選択してください。
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◆郵便振替口座:00160-3-179641
口座名義:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
通信欄に、「熊本地震緊急寄付」と明記してください。
※他の銀行から振込まれる場合は、 銀行コード「9900」 店番「019」 です。

◆ふるさと納税を通じた「熊本地震・緊急寄付」も可能です。
http://www.furusato-tax.jp/gcf/82

◆ペイパルを通じたご寄付はこちらから(下記のボタンをクリックください)




◆その他、下記のページでもご寄付を受け付けております。
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