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南スーダンの現地活動ルポ

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【南スーダン】ケニア・ダダーブ難民キャンプの子どもたち

2017.8.15

こんにちは。私はピースウィンズ・ジャパン(PWJ)のケニア・ナイロビ事務所に勤務するFlorah Mghoi(フローラ・ムグホイ)です。今回は、私がケニアのダダーブ難民キャンプに出張した時に感じたことをお届けします。「大人になったら困った人を助ける仕事をしたい」。それが幼い頃からの夢でした。純粋で可愛らしい子どもが好きで、泣いている姿を見ると、どうしても放ってはおけません。二児の母親となった今、これまで以上に子どもたちの笑顔を見ていたい、という思いを強くしています。縁があってPWJで働くようになり、微力ながらも、長年思い描いた夢の実現に向けて努力しています。


【写真説明】自宅のシェルター前に立つソマリア難民のお母さんと子ども/壊れたシェルターにたたずむ子どもたち

6月12日から3日間、PWJの活動地の一つ、ケニア東部のダダーブ難民キャンプに出張しました。このキャンプは25年前に開設されましたが、今なお隣国ソマリアからの難民たちが約25万人暮らしています。ここでも、真っ先に子どもたちのことが気になりました。出張前、キャンプには空腹を我慢している子なんていないと思っていましたが、現実は違いました。子どもたちは痩せ細り、食料支援の必要性が差し迫っていると感じました。ダダーブの大地は乾燥しているため、野菜や果物などを育てることができません。難民たちは支援団体に頼るしか、生きのびる道がないという状況を実感しました。水も十分ではありません。私が暮らす場所はきれいな水が豊富に流れ、川の水をそのまま口にできますが、難民たちは井戸からくみ上げた水を飲むしかありません。

しかし過酷な状況下でも、子どものために必死に頑張るお母さんたちの姿がありました。例えば、小さなお店を開き、日用品などを大量に仕入れ、袋に小分けにして売る。まとめ買いできれば、購入希望者が出てきます。そうやって工夫しながら、子どもたちを養っているのでした。

子どもたちはみな、自分の境遇を選んで生まれてくることはできません。私自身の2人の子も、皆さんのお子さんたちも、そして難民の子どもたちも。だからこそ、大人には子どもを守る責任があると思っています。ダダーブキャンプの子どもたちを目の当たりにして、それをより痛感しました。私と2人の子どもがいかに恵まれた環境で生活しているのかも。たとえ一度しか手を差しのべられなかったとしても、子どもたちにとってより良い世界に一歩でも近づけるよう、必要な支援を届けていきたいと思います。

ナイロビ事務所 Florah Mghoi(フローラ・ムグホイ)

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