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ネパールの現地活動ルポ

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【ネパール地震】家屋再建に向け、耐震技術研修を実施

2015.10.6

ネパールで4月に発生した大地震から、5カ月が経ちました。被災地では、7月に始まった雨季も終わりに近づき、10月から本格的な家屋の再建が始まろうとしています。

本格的な家屋の再建に向け、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は8月末以降、家屋の耐震技術普及のための研修を進めています。研修の対象地区は7月にPWJがトタン板を配布したシンドゥパルチョーク郡サノシルバリ村の8地域で、地元の職人と一般住民が一緒になって、実際に地域住民が利用するモデルハウス(公共施設)を建築し、耐震技術を習得するという内容になっています。

ネパール
モデルハウスの基礎工事の様子(9月8日)

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壁の石積みを開始(9月17日)

サノシルバリ村の建設現場には、PWJのパートナー団体であるネパールのNGO「ISAP」のシニアエンジニア1人とエンジニア3人が駐在しています。エンジニアたちは、農村部であっても手に入りやすい石や泥を材料とした伝統的な家屋でも、石の積み方や支柱を埋める深さなどの建築方法を改善することで耐震強度が上がることなどを、実技を交えて村人に教えています。

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石の積み上げ方の説明するシニアエンジニア(中央)

エンジニアの一人、ギンシャムさんの実家は、シンドゥパルチョーク郡の隣のドラカ郡にあり、伝統的な建築方法で建てた家は今回の大地震で倒壊してしまったそうです。雨季が明けたら、自分の家もこの耐震技術を駆使して自分の手で建築すると語っていました。

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補強がない窓に亀裂が入る理由を説明するギンシャムさん

また、地元の大工のシュレスタさんは、「地震が来たとき、まず地面が揺れ、石壁が揺れ、そして窓と扉が倒れてきました。研修で学んだことは、今までの石積み工法の弱点です。壁は2フィートごとに接続部分の補強をしたり、窓やドアの支えが必要だったりすることを学びました」と語っていました。

研修で建築しているモデルハウスは、間もなく完成します。このモデルハウスはコミュニティーセンターとして地域の住民に活用されると同時に、村外から訪れた人も耐震技術を学べる施設となる予定です。研修を受けた村人たちは今後、習得した耐震技術を使い、自分たちの家を建設することになります。PWJは引き続き、被災者の家屋の早期復旧を支援していきます。

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壁がほぼ完成したモデルハウス(9月25日)

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