ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して海外国内問わず支援活動を行うNGOです。

特定非営利活動法人(認定NPO)ピースウィンズ・ジャパン
営業時間:平日9時-18時(支援受付窓口:平日9時〜17時)

ネパールの現地活動ルポ

ネパールの現地活動ルポ

【ネパール地震】前を向く人々とともに~発生から3か月~

2015.8.6

4月25日に発生した大地震から3か月が経ちました。現地では、まだ余震も続いています。先日の7月22日22時半頃にも、マグニチュード(M)4.6規模の余震がありました。多くの人が眠りにつく時間帯でしたが、次々と近所の家の電気がつき、「アヨアヨ(来た来た)」という声が近所中で聞こえました。

ネパールでは、4月25日に西側でM.7.8、5月12日に東側でM.7.3の大地震がありました。2度の地震により、政府発表によると8898人が亡くなり、60万以上の世帯が崩壊しました。国連は、今回の地震被害に必要な支援総額のうち、まだ半分しか集まっていないと発表しています。(7月28日現在)

日本で見られるネパールの写真の多くはがれきが積み重なった道や、倒壊した家々だと思いますが、現在もそういう風景は探さずとも目に入ってきます。

ネパールネパール

東日本大震災の発生直後も、地震や津波被害の写真が世界中を駆け巡りました。しかし、そこに住んでいる人々がいて、毎日を懸命に生きていることを、私たち日本人は知っています。ネパールでも同じです。今にも家が崩れそうな地域にも、住んでいる人々がいて、毎朝訪れる一日一日を生きています。今回は、震災後3か月を経過したいまのネパールを、お伝えします。

ネパール
未舗装の道でトタン板配布後に、出られなくなった車

電気、水、仕事、道路整備などの生活環境の面において、ネパールは地震発生前から十分とはいえませんでした。こういった環境の下、今回の大地震が発生しました。

では逆に、ネパールに十分にあるものは何でしょうか。なんといっても、第一に豊かな田んぼがあります。6~7月はちょうど田植えの時期で、住民は大忙しでした。ネパールの主食は日本と同じお米です。来年食べる分を今から作り始めなければなりません。

             ネパール ネパール
     写真左:田植えする人々、同右:代表的な食事「ダルバート」。これに豆のスープ付きます。

乾燥させて、保存食にするトウモロコシの収穫も間もなくです。住む家ももちろん必要ですが、収穫した作物を保存する倉庫の設置も急がれます。

ネパールネパール
写真左:仮設の納屋とトタン板、同右:トウモロコシ畑を通り抜けて自宅へ

ネパールには、家族やコミュニティーの強いつながりもあります。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)がトタン板(CGIシートと呼ばれています)を配布する際、一家全員で田畑の仕事を行うため、受け取りに行く時間がない世帯もありました。ネパールでは、大人も子どもも一緒になって働きます。

ネパールネパール

母親とトタン板を取りに来ていましたリタさん(35)は「夫はドバイネパールで働いています。今は、義母と5歳の子どもしか家にいません。家は近所の人と一緒に建てます」と話していました。

このように、現実を受け止めるしなやかさもあります。以前と同じ生活に戻るにはまだ時間がかかりますが、前に進む力強さも感じます。

ネパールの人々とPWJ、両者のシナジーが新しい価値を生み出しながら、必要とされている事業を展開するために、挑戦する毎日です。

※本事業は、ジャパンプラットフォームからの助成や、皆さまからのご寄付により実施しています。

PWJは、ネパール地震の被災者支援活動のため、緊急寄付を募っております。
ご協力をよろしくお願いいたします。

◆ホームページからクレジットカード、楽天銀行を通じてご寄付が可能です。
寄付をする

◆郵便振替口座:00160-3-179641
口座名義:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
通信欄に「ネパール地震被災者支援」と明記してください。
※他の銀行から振込まれる場合は、 銀行コード「9900」 店番「019」 です。

◆ペイパルを通じたご寄付はこちらから(下記のボタンをクリックください)


◆その他、下記のページでもご寄付を受け付けております。
yahoo!ネット募金
寄付を集めるファンドレイジングサイト JapanGiving(ジャパンギビング)
NGOサポート募金
オンライン寄付サイト GiveOne

▼関連リンク
いま最も必要とされているトタン板を1020世帯に配布(2015.7.23)
カトマンズへ避難してきている住民への炊き出し支援(2015.7.2)
復興へ現地の追悼イベント支援(2015.6.12)
ネパール政府から感謝の手紙が届きました(2015.6.7)
住居再建に向けてツールキット配布(2015.6.4)
発生1か月~支援が被災者のもとに届くまで~(2015.5.25)
余震が続くネパールからの現状報告(2015.5.18)
中長期支援見据え、カブレ郡、シンドゥパルチョーク群の村を再調査(2015.5.11)
クビンデ村の500世帯に支援物資配布(2015.5.8)
救助犬帰国、他団体と連携して支援物資配布へ(2015.5.6)
グビンデ村で支援物資を配布(2015.5.3)
捜索5日目および救助犬活動終了のご報告(2015.5.3)
捜索3日目の報告(2015.5.1)
捜索2日目の報告(2015.4.30)
第3陣がカトマンズ到着(2015.4.29)
カトマンズ市内で救助犬が捜索開始(2015.4.28)
第2陣がネパール・カトマンズ到着(2015.4.28)
第1陣がネパール・カトマンズ到着(2015.4.27)
災害救助犬・緊急支援チームが関空出発(2015.4.26)
救助犬・緊急支援チームの派遣決定(2015.4.26)
情報収集を開始(2015.4.25)
【動画】捜索3日目(2015.4.30)
【動画】捜索2日目(2015.4.29)
【動画】捜索1日目(2015.4.28)

ページのトップへ戻る