ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して海外国内問わず支援活動を行うNGOです。

特定非営利活動法人(認定NPO)ピースウィンズ・ジャパン
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東京の現地活動ルポ

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千葉県立鎌ヶ谷高等学校で「シリア難民支援」についての講座を開催

2013.6.24

6月13日(木)に千葉県立鎌ヶ谷高等学校で「世界とわたしはつながっている」をテーマとしたPTA主催の講演会が開かれ、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)のスタッフが講師として、約40名の生徒を対象に参加型の講座を行いました。

生徒たちは、まずPWJの活動概要を聞き、次にシリア内戦と難民について学びました。
その後PWJスタッフとともに、難民の境遇を疑似体験する参加型ワークショップを行いました。

紛争が起き、今すぐ国外へ避難しなければならないという設定で、8つのグループに分かれた生徒たちは、何をカバンに詰めて持っていくか、限られた時間で判断しなければなりませんでした。

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写真左:グループで白熱した話し合いが行われていました
写真右:荷物表から持ち出すものを選び、カバンに入れていきます

短時間で荷物をまとめ、国外へ避難する途中、荷物を半分に減らさなければならなかったり、言葉の通じない異国で入国審査を受けたり、また食糧や薬を全て消費してしまったりなど、数々の困難が待ち受けていました。難関を何とか乗り越え、ようやく難民キャンプまでたどりついた生徒たちからは、

「逃げる途中で、食糧や水、荷物がだんだん無くなっていくのはとても怖くて、心もとなかったです。」
「実際に難民の気持ちになって難民問題を考えたことがなかったので、よい機会になりました。」
「こんなことを言ったら、本当の難民の方に失礼かもしれませんが、難民になるということは大変だなと実感しました。」
「本当に必要な荷物を限られた時間の中で選ぶという体験は、震災時に避難するというような、これからの自分の人生にも役立つと思います。」

と、率直な感想を述べてくれました。

その後スタッフから、PWJがイラク北部で行っているシリア難民支援や、支援の現場で仕事に臨む姿勢について説明し、「わたしたちにできることは何か」について事例とともに紹介しました。

講座の最後には、「国際問題を知る」、「そのことを家族や友人、周りの人に伝える」、「世界で大変な状況に置かれている人びとの気持ちになって考える」、そして「自ら行動を起こす」、こうした1つ1つの過程を経験し、行動することこそが、今回の講演会のテーマである「世界とわたしはつながっている」ことを再確認することになれば、との思いを、スタッフから生徒たちに伝えました。

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集中して講義に耳を傾ける生徒たち

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写真左:講師を担当したPWJ牛田
写真右:終始和やかな講義風景

PWJは、未来を担う子どもたちの国際理解を促進する「学校プロジェクト」を実施しています。国内外での支援活動に関する情報を、参加型ワークショップなども交えながら分かりやすく伝えることで、貧困や紛争など地球規模の問題について理解を深め、国際協力に限らず身の回りの課題に自ら取り組む姿勢を養うことを目指しています。

「学校プロジェクト」にご関心のある方は、下記フォームにてお気軽にお問い合わせください。

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