ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して海外国内問わず支援活動を行うNGOです。

特定非営利活動法人(認定NPO)ピースウィンズ・ジャパン
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ハイチの現地活動ルポ

ハイチの現地活動ルポ

【ハイチ】 自然災害に強いコミュニティを目指して

2018.5.1

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、2018年2月にハイチ共和国南郡サン・ジャン・ドゥ・スード・コミューン(自治体)において、住民の自然災害への対応能力強化を目的とした新しい事業を開始しました。

自然災害の多い国

ハイチでは、2010年に首都ポルトープランス近郊を震源とするマグニチュード7.0の大きな地震が発生し甚大な被害をもたらしました。 そして2016年の10月には超大型ハリケーン・マシューがハイチ西部に上陸・通過し、多くの家屋が崩壊や損傷といった被害を受けました。 また、毎年6月から10月にかけての雨季の間は、洪水や土砂崩れが発生するなど常に自然災害に脅かされています。

住民の対応能力を強化するために

この事業では、PWJエンジニア・チームが ハリケーンや雨季の災害、地震等に耐えうる建設技術を 座学と実践を交えて住民に指導し、実際に住民の手でコミュニティセンターとなる建物を建設します。建設されたセンターは、地域住民の集会場や地元の生産者グループなどが有効利用できる場として、 また、自然災害発生時には住民の安全な避難所として活用される予定です。建設に参加した住民は、学んだ技術を次の災害発生に活かし地域の早期復旧を促進する役割を担います。

このコミュニティセンターにはトイレも設置されます。この地域ではトイレの普及率がまだ20%ほどと低いため、災害時に地域の衛生環境の悪化が危惧されています。 PWJではトイレの設置とともにトイレの普及を促す活動や衛生向上講習、 防災・減災の知識に関するワークショップも提供し、コミュニティが包括的に自然災害に備える能力を強化することを目指します。

SJdS CommunitySJdS市長とPWJスタッフ (1)

(左)Balice地区住民との事業説明会 (右)起工式にて市長(中央)とPWJスタッフ

第1棟建設開始

4月20日にPWJスタッフは第1棟の建設予定地であるバリース地区にて市長や周辺住民約300名とともに起工式を行いました。

建設作業参加者

(Balice地区の住民参加者)

PWJでは引き続きサン・ジャン・ドゥ・スード自治体と住民とともにコミュニティ強化事業を進めてまいります。 ハイチにおけるPWJの活動に引き続き皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

※上記の事業は、外務省・日本NGO連携無償資金協力の支援を受け実施しています。

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