ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して海外国内問わず支援活動を行うNGOです。

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ハイチの現地活動ルポ

ハイチの現地活動ルポ

【ハイチハリケーン】被害発生から2か月が経ちました

2016.12.9

大型ハリケーン「マシュー」がハイチを通過し甚大な被害をもたらしてから約2ヶ月が経過し、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が生活物資配布の緊急支援をしてから1ヶ月が経ちました。PWJスタッフは先日、生活物資を配布した南県のレカイ郡トーベック地域を再度訪問し、生活物資の活用についてモニタリングを行いました。

物資と受け取ったアルセウスさんは「ハリケーンが来た後は、近所の家に家族で避難していました。あんなに凄いハリケーンは生まれて初めて経験しました。本当に怖かったです。ハリケーンで私たちの家はほとんど形がなくなっていました。PWJからのブルーシートは 簡易のシェルターの居間の敷物として利用しています。そこは子供が遊ぶ場となったり、家族が食事をする憩いの場となったりしています。今は毎日を生きるのが精一杯で、家がいつ再建できるかは全くわかりません」と話してくれました。

ハイチ
家の前で洗濯をするアルセウスさん

また、今回の訪問でPWJが配布したブルーシートが様々な形で利用されていることが分かりました。

キッチン編:
ハイチの郊外では木炭を燃料として火をおこし、調理をする家庭が多いため、一般的にキッチンは家の外にあります。簡素に建てられているため、台風の影響で多くの家庭はキッチンを失ってしまいました。現在も雨季が続くハイチでは、生活スペースには屋根が必要で、ブルーシートでキッチンの屋根を作っている家庭が多く見られました。

ハイチ
ブルーシートを屋根や壁に活用して作られたキッチン

倉庫編:
木炭や農作物など、家庭で使用するものから市場に売りに出す大切な商品などを雨から守るためにブルーシートは使われていました。

ハイチ
市場に売るための木炭のカバーとしてシートを利用

番外編:
いくつかのブルーシートを組み合わせ、大工さんに依頼してしっかりといた仮設住宅を建設した人にも会いました。「しばらく住む場所なのでしっかりと建て、かつ気持ちよく住める場所にしたかった」と住人は説明してくれました。

ハイチ
しっかりデザインされた仮設住宅

ハリケーンによる被害が発生してから2ヶ月が過ぎましたが、現地ではまだ住宅の再建も難しい状況です。 全く支援が届いていない地域も少なくありません。PWJは引き続き、「必要な人びとに必要な支援を」をモットーに、ハリケーンの被災者支援活動を続けて行く予定です。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

ハイチ
トーベック地域で出会った子供たち

※この事業は、皆様からのご寄付のほか、ジャパン・プラットフォームからの助成金により実施しています。

▼関連リンク
支援が届いていない地域へ物資配布を決定(2016.11.1)
 

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