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目次

東京での活動

活動を支える
活動を強化する
活動を広める
活動を分析する
活動に協力する

東京最新情報 


シルバー


キャンプ(アフガニスタン)


子どもの絵(シエラレオネ・モンゴル)


世界ブルー
JCBと提携し「ピースウィンズJCBカード」を発行
利用実績に応じて国際協力を支援

2007.02.01

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)はこのたび、株式会社ジェーシービー(JCB)との提携により、社会貢献型クレジットカード「ピースウィンズJCBカード」を発行、2月1日からカード会員の募集を始めました。ご入会1人につき1000円と、カード利用金額の一部がJCBからPWJに寄付されます。日々の買い物を通じて無理なく国際支援に参加できる手段として、カード利用の広がりが期待されます。

JCBはこれまでにも、同社発行カードの利用によってたまる「Oki Dokiポイント」を社会貢献団体に寄付する仕組みを創設し、その寄付先の一つにPWJを加えるとともに、フェアトレード商品の社内販売会を開くなど、PWJの活動を支援してきました。今回の提携カード発行は、こうした連携をさらに一歩進めるものです。

ピースウィンズJCBカードに入会すると、カード会員に代わってJCBがPWJに1000円を寄付します。また、カードの利用金額の一部が月ごとに集計され、PWJに自動寄付されます。さらに、カード会員は、カードの利用によって得られるOki Dokiポイントを寄付することもできます。カードのデザインは、シンプルなPWJロゴマークや、支援地の子どもたちの絵など4種類から選べます。初年度は年会費無料。また、同カードを使って年間1回でもPWJに寄付、もしくはピース ウィンズ・ショップでフェアトレード商品を購入すると、次年度も年会費が無料になるしくみです。

ピースウィンズJCBカードの発行に先立ってPWJは、同カードをはじめとする各種のクレジットカード決済を利用し、ホームページ上で会員や毎月定額の寄付の申し込みができるシステムを立ち上げました。以前から取り組んでいる支援方法の多様化の一環で、これにより、単発的な寄付だけでなく、継続的な支援にもカード決済が使えるようになりました。郵送による資料請求などの手間をかけず、国際支援への継続的な参加がネット上でスムーズにできることから、すでに申し込みが相次いでいます。ピースウィンズJCBカードの導入で、その動きがさらに広まることが期待されます。

お申し込みはPWJホームページから資料請求をしていただくと、入会申込書を各種の資料とともにをお送りします。

資料請求はこちら



バルーンシェルター内に記者会見場が設営された
(C)PWJ/KenMATSUDA


調印を終えた西尾進路・新日石社長(右)と阿部・川崎市長
(C)PWJ/MasaharuSAITO


バルーンに入れられた社名ロゴの前で握手する両者
(C)PWJ/MasaharuSAITO


報道関係者にバルーンの説明をするPWJ松田
(C)PWJ/MasaharuSAITO

バルーンシェルター活用の災害時協定
新日本石油と神奈川県川崎市が締結

2007.01.22

阪神・淡路大震災から12年を迎えた1月17日、神奈川県川崎市の新日本石油「ENEOSとどろきグラウンド」で、同社と川崎市が、ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)などが開発した緊急支援用大型テント「バルーンシェルター」の活用などを盛り込んだ災害時の協定の調印式を行いました。

バルーンシェルターは、大手繊維メーカーの帝人の素材や製品と、PWJの海外での経験をもとに、両者が共同開発し、アフガニスタンやインドで配給所などとして活用したほか、2004年の新潟県中越地震では避難所として活用しました。収納・輸送時は約1メートル立方の大きさになり、内部に空気を送り込むことにより、設営開始から40分ほどで使用可能な状態になり、2基1セットに約100人が避難することができます。空気で維持する構造のため倒壊のおそれがないという特徴もあります。

自治体とも協働して、災害時の被災者支援を積極的に進めることを検討していた同社は2006年10月、2基1セットのバルーンシェルターをPWJから購入。協定の締結に向けて、同社と同市の間で協議を重ねていました。

この日、調印された協定は、「新日石の所有するバルーンシェルターを災害時等に使用することに関する協定書」と、「新日石の所有するグラウンド等を災害時における一時避難場所等として使用することに関する協定書」で、災害時等の同社施設の使用、バルーンシェルターの無償提供、設営での協力、訓練などを盛り込んでいます。

バルーンシェルター内で行われた調印式で挨拶に立った阿部孝夫市長は、災害時に備えるため、民間企業が具体的な施設や資材を提供するという今回の同社の決定を高く評価しました。調印式には報道関係者も多数駆けつけ、調印の後、PWJ国内災害担当の松田憲がバルーンシェルターの機能などについて詳しく説明しました。

PWJでは、静岡県袋井市、東京都葛飾区(バルーンシェルター1セット配備)、同世田谷区と災害時の支援協定を締結しているほか、ジャスコやショッピングセンターを展開するイオングループに13セット余りのバルーンシェルターを販売しています。イオンの地域会社やショッピングセンターの間でも地元の自治体との間で災害時の支援協定を結ぶ動きが広がっています。企業と自治体との間で災害時を念頭に置いた協力体制があらかじめ整備されることは、実際の災害発生時に被災者に対するケアを充実させるために極めて有効なものと考え、PWJとしても今後も積極的な働きかけを進めていきます。




湘南ベルマーレが集めたボールの空気を抜いて箱詰めするDHLジャパン社員ボランティアの皆さん(8月5日)


DHLのクーリエ(集配人)にサッカーボールを託すPWJスタッフ(8月23日)


ボール寄贈プロジェクトを紹介するために平塚競技場コンコースで開催された写真展(10月14日)


ハーフタイムのセレモニーでボール配布の様子を話すPWJ國田(10月14日)


湘南ベルマーレ、DHL、PWJの垂れ幕の前で記念撮影(10月14日)

希望のボール、西アフリカに届く!
2006.10.20

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)、Jリーグの湘南ベルマーレ、国際総合物流企業のディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(DHLジャパン)3者協働による、PWJの支援地へサッカーボールを贈るプロジェクトが今年も行われました。今年、湘南ベルマーレが市民・サポーターのみなさまに呼びかけて集めたボール約80個を届けたのは、サッカー人気の高い西アフリカのシエラレオネとリベリアの両国。10月14日、平塚競技場(神奈川県平塚市)で行われた湘南ベルマーレvs徳島ヴォルティスの試合会場で、ハーフタイムにセレモニーを行い、市民・サポーターのみなさまにプロジェクトを報告しました。

湘南ベルマーレとPWJは、さまざまなプロジェクトやコミュニティー活動をともに行いながら、国際支援の輪を広げていくことを目的に提携を結んでいます。ボールを贈る事業は、無償輸送を申し出たDHLジャパンとともに3者協働で実施され、2005年には、イラク、インドネシア・アチェ州、シエラレオネ、リベリアに計300個のボールを贈りました。また、2005年12月には、湘南ベルマーレの選手らがアチェを訪問。子どもたちとのサッカー交流も実現しました。

ボールは2006年の6月から7月にかけて、平塚競技場で集められました。今年はDHLの社員ボランティアがPWJ事務所でのボールの仕分け作業にも参加し、心を込めて箱詰めしました。ボールは、DHLの輸送ネットワークにより、無事シエラレオネとリベリアに届き、現地で支援活動を続けるPWJスタッフが、さっそく難民・帰還民の子どもたちに配布を始めました。

セレモニーでは、湘南ベルマーレの真壁潔代表取締役が、多くの市民・サポーターが協力してくれたことに感謝のメッセージを送りました。PWJ国内事業部の國田博史は、厳しい環境で暮らす子どもたちにPWJスタッフがボールを手渡すとパッと目を輝かせて喜んでくれたことなどを報告。、続いてシエラレオネから届いた子どもたちのかわいらしい歌声が競技場中に流れました。最後に昨年アチェを訪れた小林弘記選手が、アチェの子どもたちとふれあった感想を語ると、スタンドのサポーターたちから声援が送られました。

競技場のコンコースでは、ボール配布の様子などの写真パネルや映像を展示。来場した多くのサポーターたちが、ボールを手にした子どもたちの笑顔に感激していました。

シエラレオネ、リベリアではPWJが支援をする難民キャンプや、学校をボールの贈り先として選定。湘南から海を越えて渡ったボールは現在も配布が続けられています。


基調講演する松原明氏


課題解決プランづくりの演習に取り組む参加者


グループワークの成果を発表する参加者


参加者の課題解決プランについて講評する駒崎弘樹氏
「"ご近所の底力"実践講座」を開催
2006.10.19

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)主催の市民講座「"ご近所の底力"実践講座」(後援=世田谷区、世田谷ボランティア協会)が、10月7日と14日の2日間、東京都世田谷区桜新町の区民集会所で開かれました。学生からシニア世代まで30人を超える人が参加し、講演とグループワークを通して、地域のさまざまな課題を自分たちで解決するためのコツを学びました。

この講座はPWJの地域貢献プロジェクトのひとつで、行政、企業、大学、NPOの関係者と一緒に企画委員会をつくって準備してきました。

1日目はまず、シーズ=市民活動を支える制度をつくる会の松原明事務局長が基調講演しました。松原さんは「地域の力、市民の力を強くしないと、日本の社会は豊かにならない。人と人とのつながりを再構築することが大事です」と指摘。豊富な実例をもとに、市民が身の回りの課題に取り組むうえでのポイントを挙げ、「市民活動で大切なのは『他力本願』。自分一人でやろうとせず、他人を動かして役割を担ってもらおう」と語りました。

また、NPO法人フローレンスの駒崎弘樹代表理事は、病気の子どもの保育サービスが不足しているという課題に気づき、その解決を目指してきた自らの体験を詳しく話しました。さまざまな困難にぶつかりながらも、多くの人を巻き込み、事業として成り立たせるまでの苦労や喜びを語った後、「今は個人が社会を変えられる時代。NPOセクターには優秀な人材が不足しており、活躍の場がたくさんある」と、「社会起業家のススメ」を説きました。

2日間にわたるグループワークでは、5−7人ずつのグループごとに課題を選定し、解決プランづくりの演習をしました。選ばれたテーマは、防犯、世代間交流の場づくりなど多岐にわたります。所属も年代も異なるメンバーが、アイデアを出し合ったり調べものをしたりしてプランを模造紙にまとめ、発表しました。参加者同士の交流も自然に生まれ、「せっかくつくったプランを一緒に実行に移したい」という声も聞かれました。講座の最後には、PWJ統括責任者の大西健丞も国際支援の分野での「課題解決」について語りました。



防災訓練で立ち上げられたバルーンシェルター=9月2日、東京都世田谷区の池尻小学校


雨のなかシェルターを設営する市職員のみなさん=9月1日、静岡県袋井市


防災フェア2006のブースに集まった人たち=9月1日、川崎市(写真提供=新日本石油)

各地の防災訓練にPWJが参加
2006.09.08

9月1日は防災の日。全国各地でこの時期に防災訓練が実施されますが、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が防災協定を結んでいる静岡県袋井市と東京都世田谷区で、それぞれ9月1日(金)と9月2日(土)に防災訓練が行われ、PWJは緊急支援用大型テント「バルーンシェルター」の設営をメインの活動として参加しました。1日にはまた、神奈川県川崎市の総合防災訓練の一環で行われた「防災フェア2006 in とどろき」に、新日本石油株式会社と共同のブースを設け、シェルターの展示や、設営の模様を写したビデオの上映を行いました。

9月1日当日、袋井市一帯は朝からあいにくの雨模様でしたが、市を挙げての防災訓練が市役所庁舎などで実施されました。PWJは、市役所庁舎の庭の芝生スペースで、設営方法を市職員にも習得してもらう目的も込めて、市職員のみなさんと協力してバルーンシェルターを立ち上げました。午前9時過ぎから全身ずぶ濡れになるほどの雨の中、参加した職員たちは熱心にPWJの説明に聞き入り、1時間ほどで、バルーンシェルター1基を無事立ち上げました。その後各所の視察を終えて市庁舎に戻った原田袋井市長が訓練の結果を確認に来られ、PWJは設営までの様子について説明しました。

翌2日には、東京都世田谷区の防災訓練が、世田谷区池尻の池尻小学校で行われ、晴れわたった会場には午前10時から大勢の地域の人たちが訪れました。バルーンシェルターに興味を持った人たちがPWJのテントを訪れ、新潟県中越地震でPWJが避難所運営を行った時の様子を尋ねたりしました。自衛隊が実施した炊き出しや体育館での避難生活体験、消防署員による救助訓練実演に参加した住民たちは、バルーンシェルターが地震後の余震が続く状況下で安心できる避難所として使えることに強い関心を示していました。また、気温が上がるなか、バルーンシェルターは、参加者たちが休憩できる“日陰スペース”にもなりました。

PWJは今後も、企業や自治体と連携しながら、国内大規模災害発生時のための備えを強化していきます。

ベルマーレの選手2人アチェでサッカー交流
2005.12.21

Jリーグの湘南ベルマーレのGK小林弘記選手とMF加藤望選手、12月14〜16日、スマトラ沖大地震・津波で被害を受けたインドネシア・バンダアチェを訪れ、子どもたちとサッカーを通じて交流をしました。いまなお大地震・津波の痕跡が残り、復旧作業の続く被災地に、ボールを追う子どもたちの歓声が響きました。

湘南ベルマーレとピース ウインズ・ジャパン(PWJ)はこれまで、国際総合物流企業DHLジャパンの協力を得て、イラク、リベリア、シェラレオネ、そしてインドネシアの子どもたちにサッカーボールを贈る活動をしてきました。今回、ボールをもらったことを記念して、インドネシア・バンダアチェ地区の高校7校が学校対抗サッカー大会を開催することになり、これを知った湘南ベルマーレの選手が、子どもたちと一緒にプレーするため現地を訪問することになりました。選手たちは試合の合間にサッカーの指導も行い、ボールを贈呈した小学校も訪問して、小学生ともボールを使って一緒に遊びました。
プロサッカー選手と一緒に試合をした子どもたちは「僕もサッカー選手になりたい」と興奮気味に話していました。

選手たちには、湘南ベルマーレの真壁潔社長、PWJの大西健丞統括責任者も同行。復興作業の続く被災地の視察も行ないました。

トーナメント開会式で挨拶する選手

楽しくプレーする選手

優勝チームと記念撮影

小学校に到着、小学生がお出迎え

贈呈したボールでリフティング

みんなで記念撮影

仮設住宅に住んでいる女性グループから津波の話を聞く

トタン板で作った仮店舗でお店を始めた被災者と談話

屋根の上に残る今もなお撤去できない船舶は津波の激しさを物語る
世界各地でボールに歓声
2005.12.15

戦争の傷の深いイラク、スマトラ島沖地震・津波の傷の癒えないインドネシア・スマトラ島、長年の内戦に苦しんできた西アフリカのシエラレオネとリベリア。この4カ国の子どもたちから喜びの表情が届いています。2004年9月、Jリーグの湘南ベルマーレと、ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)が、国際総合物流企業のディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(DHLジャパン)の協力を得て、日本の市民の思いが込められたサッカーボールを贈りました。ボールを受け取った子どもたちが、さっそくサッカー遊びを楽しんでいる写真が多数、届いています。
インドネシア・アチェ

サッカーボールがアチェに届いた


さっそくサッカーを開始


みんなで一緒に記念撮影
イラク

ボールを手にするイラクの子


女の子も一緒にボール遊び


ちょっとおすましして…
シエラレオネ

キャンプの代表にボールを手渡す


子どもたちはうれしそう


キャンプの大人たちも歓迎
リベリア

盛大な贈呈式が開かれた




記念試合を行う高校生たち


ユニフォームもばっちり

DHLのクーリエ(集配人)にサッカーボールを託すPWJスタッフ=PWJ東京事務局(いずれも)


クーリエとともにサッカーボールや梱包を確認

あらためて封をし、集配トラックへ積み込む
スマトラ、西アフリカへ希望のボール
2005.09.14

スマトラ島沖地震・津波の傷の癒えないインドネシア・スマトラ島、長年の内戦に苦しんできた西アフリカのシエラレオネとリベリア。この3カ国の子どもたちのもとに、日本の市民たちの思いが詰まったサッカーボールが届けられます。Jリーグの湘南ベルマーレと、ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)が、国際総合物流企業のディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(DHLジャパン)の協力を得て、サッカーボールを贈ることとなりました。9月14日、湘南ベルマーレが地元の市民たちから集めたボール約150個が現地に向けて旅立ちました。

湘南ベルマーレとPWJは2005年3月、さまざまなプロジェクトやコミュニティー活動をともに行いながら、国際支援の輪を広げていくことを目的に提携を結びました。湘南ベルマーレでは2002年以来、海外の子どもたちにボールを贈り続けており、2005年6月には、イラクの子どもたちに贈るために集めたボール約150個を、無償輸送を申し出たDHLの協力により、PWJが人道支援を行なっているイラクへ届けました。(現地では学校の夏休み明けに配布を開始します)。

PWJが支援活動を続けるインドネシア、シエラレオネ、リベリアのいずれの国でも、サッカーは子どもたちに大人気。広場とボールさえあれば、すぐにサッカーの輪ができますが、ボールを手に入れるのは簡単なことではありません。状況を知った湘南ベルマーレでは今春、引き続きこれら3カ国へ贈るサッカーボールの提供を市民やサポーターに呼び掛けました。DHLの協力のもと、PWJが支援活動を展開しているこの3カ国の子どもたちにそれぞれ約50個のボールが届けられることになりました。

ボールは数日中に各国に到着。支援活動を続けるPWJを通じて、シエラレオネやリベリアの難民・帰還民の子どもたち、またアチェでは被災者キャンプ、学校などに順次、配布します。

※PWJでは通常、支援物資は支援地域で調達し、日本での物品によるご寄付はお断りしています。それは、現地調達の方が迅速にニーズに合致した物が入手でき、かつ現地の市場をいかすことができるためです。サッカーボールを贈るプロジェクトは、湘南の市民たちの思いを直接現地に届ける重みに加え、DHLジャパンの協力によって現地まで輸送コストをかけずにボールを持ち込むことが可能になったことから、実施しています。

湘南ベルマーレ、DHL、PWJの垂れ幕の前で記念撮影


観客の声援にこたえるPWJの角免昌俊


ベルマーレの選手が見守るなか、河野会長からPWJへボールが手渡された


この日は4-3で湘南ベルマーレの勝利!



湘南からイラクへサッカーボール!
2005.06.29

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)が、Jリーグの湘南ベルマーレが地元の市民たちから集めたサッカーボール約180個を、国際総合物流企業のディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(DHLジャパン)の協力を得て、戦争の傷の癒えないイラクの子どもたちへ贈るプロジェクトが動き出しました。6月18日、平塚競技場で行われた湘南ベルマーレvsサガン鳥栖の試合開始前に贈呈のセレモニーが行われました。

湘南ベルマーレとPWJは2005年3月、さまざまなプロジェクトやコミュニティー活動をともに行いながら、国際支援の輪を広げていくことを目的に提携を結びました。2002年以来、海外の子どもたちにボールを贈り続けている湘南ベルマーレでは、復興への道を歩き始めたイラクにもボールを贈ることを計画。1996年からイラクで支援活動を続けるPWJが、「現地の子どもたちに確実にボールを届けたい」という湘南ベルマーレの熱い思いに応え、両者の協働プロジェクトが始まりました。趣旨に賛同したDHLジャパンがプロジェクトに加わり、現地まで無償でボールを運ぶことになりました。

贈呈セレモニーでは、湘南ベルマーレの河野太郎会長が、ボールを集めてくれたサポーターたちに感謝のメッセージ。PWJのイラク事業担当スタッフ、角免昌俊が「イラクの子どもたちに、しっかりとボールを届けます」と約束すると、スタンドのサポーターたちから声援が寄せられました。そして、サッカーボールは、ベルマーレ、PWJ、DHLジャパンと手渡されました。

約180個のボールは、さっそくDHLジャパンによって輸送が開始され、28日にはイラクの隣国ヨルダンで、現地に滞在するPWJスタッフがボールを受け取りました。ボールは、夏から秋にかけて、PWJが支援活動を行っているイラクの北部地域を中心とする各地の学校や福祉施設に届けます。なお、DHLジャパンは今回、PWJの拠点があるイラクの隣国、ヨルダンまでの輸送を担当し、その先の輸送はPWJスタッフが実施・手配します。


※PWJでは通常、支援物資は現地で購入することを原則にしていますが、湘南の市民たちの思いを直接現地に届ける重みに加え、DHLジャパンの協力によって現地まで輸送コストをかけずにサッカーボールを持ち込むことが可能になったことから、今回のプロジェクトの実施に踏み切りました。

協定書に署名する原田・袋井市長(右)とPWJの大西・統括責任者=2005年3月10日、袋井市役所


署名を終え、協定書を携え、握手を交わす


新潟県中越地震でのバルーンシェルター設営=2004年10月


バルーンシェルター内の被災者=2004年10月
東海地震想定し、静岡県袋井市と支援協定
2005.03.12

静岡県袋井市とピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は3月10日、東海地震などの大規模災害時の被災者支援を想定し、「災害時の支援協定書」を締結しました。袋井市において大規模な自然災害の被害が発生した場合や、発生するおそれが生じた場合、PWJは市内に緊急支援用大型テント「バルーンシェルター」を設営するなどの支援を行います。

袋井市は静岡県西部に位置し、人口は約60000人。県地震防災センターなどの被害想定によると、東海地震が発生した場合、地盤の軟らかい同市では、市域の約80%が震度6〜震度7の激しい揺れに見舞われます。死傷者率は県内23市のなかで最も高く、地震発生が事前に予知された場合で死傷者数は500人、予知されなかった場合には2500人の死傷者と880人の要救助者(生き埋め者)が出るともいわれます。人口の3分の1を超える22000人が避難所生活を強いられ、液状化現象も発生するため、多くの建造物が倒壊してしまいます。

しかしながら、袋井市の西側に位置する浜松市や名古屋市でも大きな被害が出ることが考えられることから、西側からの支援が遅れる可能性が指摘され、道路網の寸断などによる孤立化も懸念されています。

こうした状況を受けて、PWJと袋井市は2003年から協議を続け、初期段階における安全な避難場所を提供すること、なかでも余震を心配する社会的弱者に収容場所を提供すること、場合によっては中長期にわたって避難生活をサポートすること、などを目的に、協定を締結することで合意しました。

バルーンシェルターの設営以外の支援については、被災状況などを踏まえて両者で協議したうえで決定されますが、PWJとしては、国内外で緊急支援活動にあたった経験のあるPWJスタッフの派遣(医療関係者、建築士なども含む)、流通業者などと連携した緊急支援物資の配布、ヘリコプターや船なども活用した援助物資・援助関係者の輸送などについても検討しています。地震発生以前に、東海地震注意情報、東海地震予知情報が発令された場合には、事前にスタッフを袋井市に派遣する可能性もあります。

国内での大規模災害を想定した自治体との協定締結は、PWJとして初めて。NGOと自治体との協定も、ほとんど前例がありません。PWJでは、今回の協定締結は、NGOが公益の一端を担うシビル・ソサエティーづくりの観点からも、重要なものと受け止めています。

PWJはこれまで、インドやイラン、インドネシア・スマトラ島など、地震災害に見舞われた世界各地で緊急支援活動を行ってきました。2004年10月に発生した新潟県中越地震では、同県小千谷市内に緊急支援用大型テント「バルーンシェルター」を設置し、最大時約450人の被災者のための避難所として提供するなどの支援を行いました。


関連ページ
イランでの活動
スマトラ島沖地震などインドネシアでの活動
新潟県中越地震 緊急支援
ピースウィンズ ・ジャパンと湘南ベルマーレが提携
2005.03.02

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)とJリーグの湘南ベルマーレは、それぞれのビジョンに共鳴し、さまざまなプロジェクトやコミュニティー活動を共に行いながら、国際支援の輪を広げていくことを目的に提携関係を結ぶことになり、3月2日、PWJ東京事務局で調印式を行いました。今後は「子どもたちに夢を。世界に希望を。」というキャッチフレーズを掲げ、各種の協働プロジェクトに取り組みます。

湘南ベルマーレはPWJの親善大使として、主催試合やスポーツ振興活動、チャリティーイベントの際に国際支援への関心を喚起し、PWJの支援活動に協力します。またPWJの支援地の子どもたちにサッカーボールなどを贈るため、サポーターや市民に対しサッカーボール提供の呼びかけを行うことや、可能な場合は選手や関係者による現地視察なども検討しています。

PWJは地域に愛されるクラブを目指す湘南ベルマーレのコミュニティー活動に参加し、世界で起こっているさまざまな問題や、日本の市民が貢献できることなどについて、現場経験の豊富なスタッフが説明します。青少年の社会貢献意識を深め、国際的な視野を持った人材を育てることを目指します。

PWJと湘南ベルマーレは、世界には困難な状況にある人びとが多数いること、また、世界中の人びとに愛されているサッカーというスポーツを通じて、支援地の子どもたちに夢を与え、日本の若い人たちにも関心を抱いてもらいたいと願っています。

PWJのサポーターの皆さん、皆さまの熱い声援をぜひ湘南ベルマーレにも送ってください!


湘南ベルマーレ ホームページ

六本木に映し出されるデジタル広告(合成イメージ)


食糧をほおばるシエラレオネの難民キャンプの子ども


イラク戦争下での巡回診療
トレンドの中心、東京・六本木で国際支援アピール
2004.10.01

情報や流行の発信地として注目され、六本木ヒルズの開発でビジネス拠点としても脚光を浴びる街、東京・六本木。この街に集まるトレンドに敏感な人たちに、NGOによる緊急人道支援や復興開発支援の取り組みをアピールするため、ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)は10月1日から、待ち合わせスポットとしても知られる六本木交差点の大型街頭スクリーンを活用したデジタル広告をスタートさせます。こうした媒体によるNGO支援のアピールは、これまであまり例がないものと思われます。

広告は、30秒で、PWJのスタッフが支援活動中に撮影した写真を活用。治安悪化のなかで実施されるイラクでの巡回医療や、アフガニスタンのテント村・道路建設、食糧を口にほおばるシエラレオネの難民キャンプの子どもに焦点を当てています。映像の編集もPWJのスタッフが行いました。

活用するスクリーンは、株式会社誠志堂ワールド(代表取締役=竦誠一)が運営する「SEISHIDOVISION」(幅4.8メートル、 高さ3.6メートル)。毎日午後6時から午前1時までの毎時52〜54分ごろ、1日に7回放送されます。

商業ベースの媒体を利用した広告は、大きな成果が期待できる一方、NGOにとってはその費用負担が課題となります。今回は、誠志堂ワールドの「六本木から、商業コマーシャルだけではなく、社会的なメッセージを発信していきたい」という思いと、PWJの「六本木を歩く人たちに国際支援のことをもっと知ってほしい」という希望が一致。誠志堂ワールドの協力を得て、大型スクリーンによるNGOの「CM」が実現しました。

PWJでは、これまで国際協力のことをあまり知らなかった人たちも含め、ぜひ多くの人にCMを見ていただき、国際支援に参加していただきたいと願っています。

PWJ東京事務局の活動

支援地と国内をつなぐ、もうひとつの現場

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は、世界各地で紛争や貧困などの脅威にさらされている人びと、とくに支援が行き届かない地域の人びとへの支援を続けています。

2003年7月現在、海外6カ国(イラク、モンゴル、インドネシア、東ティモール、アフガニスタン、シエラレオネ)に事務所を設置して活動を続けていますが、海外事務所の活動をまとめると同時にPWJの活動の方向を決め、活動の強化を図っているのが東京事務局です。支援地域の決定や支援に関する情報の発信・蓄積、支援者・活動資金の拡大、技術開発など、その活動は多岐にわたります。事務所が設置されていない国・地域の情勢にも目を配り、紛争や貧困、災害などによってPWJの活動が必要と判断した場合には、支援地域の拡大に踏み切ることもあります。NGOを支える制度、援助システム向上のための活動も欠かせません。

ここはまさに、もうひとつの現場です。   

(更新:2003.07.15)


活動を支える
[海外事業部、ロジスティックス、エンジニアリング、管理部 など]
海外の支援地で質の高い活動を続けるには、日本からのバックアップは欠かせません。東京事務局の海外事業部などでは、現地では入手の難しい情報の収集や機材の調達、活動の拡大が必要となった場合などのスタッフの増派、外務省や国際協力事業団、ジャパン・プラットフォームなど関係機関との調整などを行い、現地と緊密な連絡をとりながら支援活動を支えます。技術開発や建築、設計を担当するエンジニアリング部門、支援物資の迅速・的確な運搬を図るロジスティックス部門もあります。資産の管理、資金の透明性の確保、人材の確保・育成を担当するのは管理部の重要な仕事です。

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活動を強化する
[支援者サービス、マーケティング、フェアトレード など]
PWJの支援活動は、会員をはじめとした一般支援者や企業からの寄付、会費を抜きにしては成り立ちません。会員・支援者の方とコミュニケーションを図り、各種の問い合わせに答える「支援者サービス」も東京事務局の重要な活動です。新たにPWJの活動に関心を持った方からの連絡にも対応します。

支援活動への寄付を検討されている一般の方、企業・団体に対して、支援地でどのようなニーズがあるのかを詳しく説明することも必要です。また、より直接的に多くの方に資金協力を訴えるためには、広告やダイレクトメールの活用も大切です。できるだけ気軽に、多くの方法で支援に協力していただくために、送金方法の多様化や新しい支援制度の開発も求められます。こうした活動には、マーケティング担当スタッフが取り組んでいます。

寄付のページへ

PWJでは支援地域と日本との間を、支援者と受益者という関係を超えて結びたいと考えています。コーヒー、カレンダー、Tシャツ、カードなど、PWJのオリジナル・グッズを開発・販売しているフェアトレード部では、グッズの販売を通して支援活動を紹介し、支援地の生産者に現金収入をもたらすことを願っています。たとえばカレンダーは各地の自然や文化、人びとの生活を紹介しています。Tシャツは支援地の子供たちに画材を提供し、それを使って子どもたちが描いた絵をデザインしたものです。PWJが技術指導を続けている東ティモールと、グアテマラで産出されたコーヒーを「ピースコーヒー」として販売していますが、農民との直接かつ公正な取引による本格的なフェアトレード商品とすることを目指しています。

フェアトレード部の重要な役割の一つは、活動を支える資金の拡大です。ふだんの生活を少し変えることや買い物を通じて、多くの方に気軽に国際協力に参加してもらいたいと考えています。そのために、さまざまなオリジナル商品を企画・開発・販売し、インターネット上で簡単に購入できる「ピースウィンズ・ショップ」も運営しています。こうした商品の売り上げなど収益事業の純利益はPWJの活動に使われます。



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活動を広める
[広報、渉外 など]
NGOの活動や支援地域の実状を多くの人に理解してもらうため、PWJは情報発信に力を入れています。広報が窓口となり、メディアとの積極的な連携やインターネット活用を図っています。イラク危機の際には、マスメディアやPWJホームページを通じ、イラク北部クルド人自治区の情報や映像を現地から発信し続けました。戦況を伝える報道はあふれていても、戦禍にさらされた現地の人びとの暮らしぶりや不安な気持ちを伝える報道は少なかったからです。マスメディアで取り上げられることの少ない支援地域に関する情報発信も欠かせません。電子メールによるメールマガジンの発行も始め、最新の活動状況や各種イベントの案内を行っています。
 
情報伝達の手段は発達しても、活動内容を直接、説明する機会も重要です。スタッフが海外から戻ったときなどには、メディアや支援者の方たちらを対象とした報告の場を設け、多くのスタッフが学校、企業、ボランティア団体、各種グループなどが企画する講演会に参加させていただいています。

また、国際協力フェスティバルやチャリティーコンサート、フェアトレードの催しなど多くのイベントにも積極的に参加しています。イベントでのオリジナル商品や支援地の物産販売も支援活動につながります。

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PWJの活動を伝えることに加えて、NGO活動の発展や支援システム向上のための活動も重要です。PWJでは、他のNGOやネットワーク、政府、企業、財団などとの連携を強化し、支援に関する国際会議やシンポジウムなどにも積極的に取り組んでいます。また、認定NPO法人制度(通称「NPO支援税制」)改正への働きかけも行っています。

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活動を分析する
[研究部 など]
支援活動を通じて、支援地域やNGO活動などに関する膨大な情報・資料が蓄積されていきます。すぐに発信できる情報もありますが、なかには、さらに詳しい分析が必要なものもあります。中長期にわたる変化を追うことで重要性が高まる種類の情報もあります。こうした情報の保存・分析には、研究部が力を発揮します。研究部ではさらに、支援活動のために必要な書籍・資料の検索・購入・保存なども行っています。


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活動に協力する
[ボランティア]
PWJの活動は、スタッフだけで担われているわけではありません。イベントや各種事務作業から修学旅行生の受け入れ、新しい寄付制度の開発まで、幅広い場面で、ピース ウィンズ・ボランティアが活躍しています。ボランティア登録者は2003年7月現在、200人以上。行動力のある学生、専門知識と経験を持つ年配の方、年代・職業もさまざまです。



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