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アフガニスタン これまでの最新情報 2003

ブルドーザーで道を切り開く
(前には完成した道路が見えます)



道をならす作業をする現地スタッフ (道をならした後、砂利をひきます)

道なき丘陵地帯で道路建設
2003.10.28

サリプル州のなかでも、シーラム地域はとくに支援が届きにくい地域だといわれています。その原因のひとつが、地域への交通を妨げる悪路。州の中心であるサリプル市からシーラム地域までの距離は約35キロ。そのうちの約20キロが全く整備されていません。ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)はこの20キロの区間について、2003年7月から約5カ月間の予定で建設工事を行っています。
 
シーラム地域はサリプル州の北東部に位置し、86の村には約10万人が暮らしています。このうち約8000人は、近隣の国内避難民キャンプやパキスタンやイランからの難民キャンプからの帰還民。食糧、水、衛生、保健、教育など多くの分野で支援を必要としています。またシーラム地域で暮らす人びとの多くにとって、収入を得る手段は農畜産物の販売だけです。悪路は地域での支援活動だけでなく、地域経済の活性化も困難にしています。こうした背景もあり、この建設工事は、アフガニスタン復興省や州政府などが繰り返し訴えてきたものでした。

11月末の完成に向けて、現在、急ピッチで工事が進んでいます。道路の完成によって、今後予定されている支援活動がはかどるだけでなく、農畜産物の輸送コストの削減および輸送の簡便化によって、地域経済の活性化が期待されています。

 
  PWJマザリシャリフ事務所に強盗
2003.07.31
7月31日午前1:00頃(現地時間)、アフガニスタン北部マザリシャリフにあるPWJの事務所に強盗が入り、現金、通信機材、スタッフの私物などが被害にあいました。強盗時に事務所内にいた国際スタッフ(日本人)2名およびガードに危害はなく、全員無事です。

現地では現在捜査が進んでいます。PWJの各海外事務所では、今後も警備体制の強化、危機管理の徹底などできる限りの対策を行っていきます。
 


(写真:ワークショップ風景)



(写真:PWJ新工法サンプルを見学する関係者)



(写真:今井エンジニアの発表)

耐震構造ワークショップでPWJが発表
2003.06.24

アフガニスタンは地震多発地域。復興支援が進むなか、地震被害を軽減させるための取り組みも重要です。6月17日から19日にかけては、カブールで通常家屋の耐震性向上のための建築工法(Earthquake SaferConstruction Practices forNon-engineered Building)のワークショップが開催されました。
そこで、ピースウィンズ・ジャパンも、耐震構造の建築工法に関する発表を行いました。


ピースウィンズは、アフガニスタン北部およびカブールで学校、井戸、ダム、道路などの建設事業を行っています。特にカブールでは、建築物の耐震性を高めるため、耐震構造における日本の新しい工法であるインターロッキングブロックを採用。支援事業を通じた現地技術者への技術指導により、アフガニスタンでの耐震構造の普及をめざしています。

この建築工法に関する発表を行ったのは、ピースウィンズのエンジニア今井弘。一級建築士として、ピースウィンズが世界各地で行う建設事業に携わっています。19日に行われた発表には、アフガニスタンの政府関係者、NGO、国連、研究者、技術者など約100人が集まりました。「新工法ということもあり、質問が絶えないほど反響がありました。今後はこの工法が普及することを目指し、アフガニスタンで耐震構造が根付くことに貢献したいと思います。」と今井エンジニア。なお、現在カブールでピースウィンズが建設中の学校3校すべてに、この工法が採用されています。

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