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インドネシア共和国
インドネシア国内に1万以上あるといわれるNGO。1997年のアジア通貨危機以降、深刻になっている失業問題、就学率の低下、ストリートチルドレンの増加、環境破壊や人権問題など、さまざまな社会問題に取り組んでいます。民主化の流れのなかで、こうした現地のNGOの活動はさらに活発化し、住民たちが自分たちで地域の問題に対応できるよう、その自助努力は続いています。
ピースウィンズ
・ジャパン(PWJ)のインドネシア事業では、こうした現地のNGOを支援することで、間接的に人々の自助努力をサポート。ニーズ調査や計画立案、関係機関との連絡調整、会計管理など、事業を効率的に運営するうえで必要となるさまざまな能力について、現地NGOのアドバイザー役として連携しています。そこでは地域の住民たちのニーズや考えを引き出し、彼らと一体となって支援活動する現地NGOを、さらにPWJのような国際NGOが支援することで、住民たちの意思や主体性を尊重した活動が実現されています。こうした方法でPWJは2003年度、5つの現地NGOと協働で子どもの権利の普及、コミュニティの能力向上(コミュニティ・エンパワーメント)、環境保全型農業の普及などに取り組みました。
特に4月からは、現地NGOとともに中部ジャワ州ボヨラリ県でアチェ避難民の再定住支援を開始しました。ボヨラリ県には、かつて西アチェ県に移住しながらも、アチェ特別州の独立を巡る武力闘争によって、再び故郷へ逃れた人々が暮らしています。PWJは避難民のうち、故郷での再定住を希望する家族に対して、収入の向上と生活の安定のための支援を行っています。さらに2003年度は、インドネシア事業の運営全般の改善を図るため、インドネシアの専門家による中間評価を実施しました。事業実施、管理体制と事務所運営などの面において現状と問題点が浮き彫りにされ、組織強化や現地NGOとの連携のあり方、モニタリング体制などについて具体的な改善策を得ることができました。中間評価によって明らかになった改善策に基づき、2004年度は活動をさらに充実させたいと考えています。
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