特定非営利活動法人
ピースウィンズ ・ジャパン
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毎日新聞社、国際協力機構(JICA)

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ご挨拶


今年もまた、支援者の皆さまに、一年の活動のご報告を申し上げることは私の喜びとするところです。2003年度は、前年度より引き続き緊張を続けるイラクでの緊急支援のほか、各地での復興支援、またイランでの災害被災者支援など、多岐にわたる活動に従事した年でした。危険地での活動にもかかわらず、ピース ウィンズ・ジャパンでは国際ならびに現地スタッフともども、事故もなくさまざまな支援活動に従事することができました。これもひとえに活動を支えてくださった皆さまのおかげと感謝申し上げる次第です。

ピースウィンズ ・ジャパンの2003年度は、イラクでの緊急支援に奔走することから始まりました。新年度早々の3月には、危惧していた戦争が勃発し、私たちは、現地で7年間続けてきた活動を中断させることなく、また戦争による新たな被害者にも対応するべく、まさに東奔西走いたしました。戦争終結後は、バグダッドやキルクークなどの都市でも、略奪の限りを尽くされた病院などを支援しました。しかしイラク情勢は2003年を通して大きく揺れ、支援活動は決して容易なものではありませんでした。私たちはスタッフの安全確保に万全を尽くし、慎重のうえにも慎重を期しながら、今後ともイラクに留まって支援を続けて行く覚悟です。

アフガニスタン、東ティモール、シエラレオネ、モンゴル、インドネシアなどでも、ピースウィンズ ・ジャパンは精力的に活動を続けてまいりました。復興に向かいつつある地域では、何にも増して継続した支援が重要です。しかしながら、緊急事態を脱した地域はとかく人々の記憶から忘れ去られがちです。私たちは、現地で地道に活動を続けるとともに、積極的に情報を発信し、人々の関心を喚起することにも力を入れてまいりました。

そして2003年末、年末年始で一息つこうという時にイラン南東部で大震災が発生しました。ピースウィンズ ・ジャパンは震災発生の当日に支援を決定し、翌日にはスタッフを現地に送りました。年内に約500張のテントの輸送を完了し、路上での生活を余儀なくされていた人々への支援を展開いたしました。イランの緊急支援では、ピース ウィンズ・ジャパンの機動性が遺憾なく発揮されたケースとなりました。息つく間もなく過ぎた2003年度を終え、2004年2月、ピースウィンズ ・ジャパンの活動は9年目に入りました。2004年度も、皆さまのさらなるご支援とご協力のもと、「平和の風」を世界に届け、問題の解決に取り組みたいと考えております。今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。.

特定非営利活動法人 ピースウィンズ ・ジャパン
代表理事 石橋 勝

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